笠井アナの意見に賛成です
好きだった俳優の三浦春馬さんが自死されたとの衝撃のニュースが昨日から日本中を駆け巡った
TVでしかお見掛けしなかったけれど、今思えば番組中でもガラスのような眼をされることがあって 「…ん??」 という違和感はあった気がする。もう後出しじゃんけん的な話だけれども…
このニュースを知った時に、 「キャパシティーオーバーだな」 と直感した。それは自分とも重なるかもしれないけれども。
どう考えても今後の予定を見ると、「ヤバイだろ」と思うしかないスケジュールだった。
うつを患っていたとしてもあのスケジュールの中で受診して治療して、決まっている主役級の役を降りるなんて彼は選択もできなかっただろうと思う。
そもそも本人はおかしいと思っていてもそこまで、うつまでいっているとは認めたくないものである。なので、周りの人がうまく伝えてあげないといけないのである。
私もうつのひどい時、自死を一瞬だけ考えた。それは”この先の不安”だとか”希望が何もない”とかというはっきりした人間的な理由ではなくて 「この肉体を維持していけない」 と思ってしまったから。
つまり、衝動的な自死はこういった脳のエネルギー0の状態でやってしまうこともあると知って欲しい。
これは自分がうつになって初めて知った感覚であり、逆になった人にしか判らないことだろう。
ただ、春馬君は遺書があったということなので、それを書く冷静さはあったのかとも思ったのですが、2年前から手帳に遺書を挟んでいたという記事もあり、となると衝動的かもしれない。
それに対して笠井アナは 「生きたくても生きられない人がいる。自分から生を手放さないで欲しかった」 と書かれていた。それは私も賛同。
震災の時も、今回の豪雨災害の時にもたくさんの生きたい方が亡くなってしまったことを思うと最低限、自死はしないでおこうとは今は思う
けれども、あのどうしようもない、自分ではコントロール出来ないと思ってしまった瞬間は留まることが出来るだろうか?
維持するより無くした方が楽に思える精神状態を瞬時に立て直すことができるだろうか?
それが一人でいた時にバーーーッとパニックのように襲われた時に抗う力はあるだろうか?
そういった状態の人には本当に他の人の目と手の助けが必要なのだと知って欲しい
たとえ、家族だとしても理解してはくれない場合はあると知って、信頼できる他人に頼って欲しい。
そういう地域に、日本に、アジアに、地球に、宇宙になってほしい
三浦春馬君の魂が休んで楽になって救われますように